対外純資産2年ぶり増加で266兆2230億円(財務省)

 財務省は25日、2009年末の対外資産負債残高を発表し、対外純資産は266兆2230億円で、96年以降では最大となった。

 これは対前年末比プラス40兆7140億円(18.1%増)で、対外資産が増加した一方、対外負債が減少したため、対外純資産残高は2年振りに増加となった。

 日本の2009年末の対外資産は、同6.9増%の554兆8260億円で、2年ぶりに増加。景気回復、さらには為替要因によって増加に転じた。

 ◆主要国の対外純資産残高
日本 266兆2230億円 (2009年末) 56.1%(対GDP比)
中国 167兆7333億円 (2009年末) 37.1%
ドイツ 118兆8596億円 (2009年末) 37.3%
香港 68兆4703億円 (2009年末) 353.1%
スイス 63兆1132億円 (2009年末) 131.9%
ロシア 23兆564億円 (2008年末) 17.9%

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