中東カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ（Al-Jazeera）で、女性アナウンサー5人が服装規定などをめぐり経営陣と対立し辞職していたことがわかった。
ＡＦＰ通信などによると、アナウンサー5人は今年に入り、会社トップから服装が保守的ではないと度重なる批判を受けたという。アナウンサーは会社側に嘆願書を提出していたが、結局は辞職するにいたった、と地元紙アルハヤト（Al-Hayat）が伝えているという。
アルジャジーラは1996年、カタール政府によって創設された衛星放送で、ドーハを本拠とする。中東を代表する報道局で、ロンドンにもスタジオを持ち英語放送も行っている。
辞職した女性アナウンサーは、ジュマナ・ナミュールさん(Jumana Namur)、リーナ・ザーハレディンさん(Lina Zahreddin)、ローナ・アル・シーベルさん(Lona al-Shibel)、ジュルナー・ムッサさん(Julnar Mussa)、ノファー・アフリさん(Nofar Afli)だという。
