日経平均の前場は252円高

 3日の東京株式市場は、米国市場の大幅な反発を受けて日経平均株価は前日終値比252.14円高の9855.38円で前場の取引を終えた。

 鳩山由紀夫首相の辞任にともなって、かつて「円安誘導」を口にしたこともある菅直人財務相が民主党代表選出馬を表明したことによって、東京外国為替市場の円相場は続落し、1ドル92円台前半での取引が続いた。こうした円安基調が株価にも反映しているとの見方もある。

 また、目立った動きをしたところでは、オリンパスが100円以上も急激に値を落とす場面があり、その後、すぐに値が戻ったことから、「誤発注」のあとの買い戻しではないか、との見方も出た。結局前場は前日終値比59円高の2389円。

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