サッカー韓国代表選手の税金ハウマッチ?

 日本国内でサッカーW杯は盛り上がっているが、お隣の韓国でも盛り上がりは負けていない。韓国の一般紙各紙も特集を連日のように組んでいるが、中でも韓国代表チームの選手の
税金についてのものがあった。所属するチームの所在地によって随分と違う。

 日本でも人気の朴智星(パク・チソン)選手は英国でプレーするが、税金だけで160万ポンド(2億1600万円)を出しているが、ASモナコ所属の朴主永(パク・チュヨン)選手は、支払う必要がない。

 それは、イギリスは今年4月から年俸15万ポンド(2億7000万円)以上の高所得者には、約50%の所得税率を適用するようになったからだ。年棒320万ポンド(約4億3200万円)のパク・チソン選手は、半分を取られてしまう。地元紙は、韓国国内でいくらCMなどに出演しても、イギリス国内で持っていかれる税金の方が多いとしている。

 一方、フランスリーグで活躍するパク・チュヨン選手は、フランスリーグながら、同国の最高所得税率40%が適用されない、モナコ公国の支払口座を開設しているために支払わなくても良い。年棒は90万ユーロ(約1億円)程度と見られている。

 また、DFの李栄杓(イ・ヨンピョ)選手も、納税しなくてもよいサウジアラビアのチーム、アルヒラルに所属する。

 サッカーファンならずとも、韓国の富裕層にとっては、なかなか興味深い話題だっただろう。だが、韓国国民全体にとって、もっと衝撃を受けているであろうネタは次の話題だ。

 アルゼンチンのリオネル・メッシ選手の年俸は8000万ユーロ(約90億円)で、韓国代表チーム全体の約2倍。年棒では勝負にならない、その2チームが今夜(17日)対戦する。

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