アイカーン氏が3度目のTOB期限延長

 「野っ取り屋」の異名を取る、アクティビストのカール・アイカーン氏が、カナダの映画製作会社ライオンズゲートに株式公開買付(TBO)をかけている件で、期間を2週間延長することを発表した。同社株主に対して3度目の期間延長となる。

 アイカーン氏は、6月16日に期限が終了した段階で、発行済み株式の32%を確保。同社の筆頭株主に躍り出た。前回は約20%だったことから進展こそあったものの、50.1%という取得目標にはまだまだ遠く、期限延長に踏み切った。

 TOB価格が1株7ドルの提示に対して、現在の株価は7ドルを少し超えてしまっている。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる