大日本印刷社長の報酬7.9億円で日本人トップ

 大日本印刷は2010年3月期の有価証券報告書を29日に発表し、北島義俊社長の報酬が7億8700万円だったことがわかった。これまでに公表している中では日本人最高額。

 有価証券報告書によると、北島社長の報酬内訳は基本報酬が7億1000万円、賞与2900万円の他にも北海道コカコーラボトリングからの報酬4800万円で、合計して7億8700万円となる。

 北島社長は、前社長の北島織衛氏の長男。1979年に社長に就任している。他の役員では、副社長3人が1億円超で、高波光一氏、山田雅義氏がともに1億2700万円。猿渡智氏が1億1900万円だった。

 この材料がどの程度の影響があるかどうかはわからないが、30日の東証での同社株は1039円と年初来安値を更新している。

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