闘莉王選手は超インテリ家庭の出身

 入院した父親を見舞うために祖国ブラジルへ帰郷した、サッカー日本代表の闘莉王選手(29)。W杯では闘志あふれるプレーで、日本のピンチを守ってきた闘将も、実はインテリ家系の出身なのだという。

 闘莉王選手の家庭は父親と妹が弁護士。母は主婦で、父方の親類には開業医や、歯科医もいるのだという。これだけ弁護士と医師が並ぶ家庭は、そう多くはないだろう。相手が世界の強豪であろうとも恐れずに立ち向かう勇敢さで、日本のファンを魅了した姿からは少し想像はしにくいが、普段は物静かな人物でもある。

 敬虔なクリスチャンでもあり真面目な性格の闘莉王選手は、父親の病気を内緒にしていたのだという。弁護士である父の病気を隠したままで試合に臨んだ姿は、チームメートに気を遣わせまい、とする配慮がうかがわれるエピソードだ。

 常々「帰ってくるな」と息子に語っていたという弁護士の父。しかし、今回はお見舞いという形での再会ながら、頑張った息子の姿が誇らしいことだろう。

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