ANAは7月20日より、世界初の航空機専用樽生ビールディスペンサーから機内で注ぐ「樽生ビール」の提供を開始すると発表した。価格は1杯1000円、1便20杯限定。
ANAは航空機内で樽詰の生ビールを注出できるビールディスペンサーをホシザキ電機と共同開発。国内線の新サービス「ANA My Choice」の有料メニューの1つとして、客室乗務員が機内で樽から注ぐ生ビールを販売する。
一般的な地上用ビールディスペンサーは、航空機内持ち込みが認められていない炭酸ガスボンベを必要とする。今回開発されたビールディスペンサーはその代わりに、ドライアイスから昇華した炭酸ガスを高圧ガスにならないよう容器に蓄え、上空の低い気圧の環境下においてもガス圧力の調整を可能にした。
価格は1杯1000円（おつまみ付き）、1便20杯限定。ビールの銘柄は便により異なる。
