アパマン株主代表訴訟で経営陣の勝訴確定(最高裁)

 不動産賃貸仲介「アパマンショップホールディングス」がグループ企業の子会社化にあたり、買収価格が高すぎるとして、個人株主3人が経営陣に賠償を求めた株主代表訴訟の上告審判決が15日、最高裁第1小法廷で行われ、株主の訴えを退けた。

 判決によると、アパ社は平成18年に、グループ会社を完全子会社化するため、株主から1株5万円で買い取ることを決定し、総額1億5800万円で購入した。

 一審判決は株主側敗訴としたが、第二審の東京高裁判決は一転して、取締役3人に対して約1億2600万円の支払いを命じていた。

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