米俳優ブラッド・ピットさんと女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、2人の破局を報じた英ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙の発行元、News Group Newspapersをロンドンの最高裁判所に提訴していた裁判で、News Group Newspapersが賠償金の支払いと謝罪文掲載に同意したことが明らかになった。
ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙は謝罪文を今月中に紙面に掲載。賠償金の額は不明だが、全額が2人が設立した慈善団体「ジョリー・ピット財団」に寄付される見込みだという。
ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙は今年1月24日、ピットさんとジョリーさんが財産分離について話し合うために離婚弁護士を訪ね、その取引書類に署名したと報道。また子供たちはジョリーさんと一緒に暮らし、ピットさんには面会権が与えられる等と詳細に報じていた。世界的ビッグカップルの破局報道は世界中に一気に広まり、様々な憶測を呼ぶ騒動に発展した。
ピットさんとジョリーさんはニュースの撤回か謝罪を求めたものの、同紙は拒否。2人は弁護団の勧めにより、名誉毀損とプライバシーの侵害にあたるとして同紙を提訴していた。
