リッツカールトン東京 アラウンドザワールドティ

 毎月1回開催されている、リッツカールトンのお茶会。今年からはじまったのですが、大盛況とのことで、毎回満席になっています。今回はニューワールド特集だったので行って参りました。



 ラウンジに行くと、いつもに増して活気が溢れていました。ラウンジのみなさんはいつも本当に気さくに話してくださるので居心地がよく、わたしはお勤めのみなさんと年齢が同じくらいなのですけども、毎回賓客のように扱っていただき恐縮しております。

 さて、肝心のお茶会ですが、1杯目はモロッコのミントティーでした。ミントティーはガンパウダーというウーロン茶のようなものとミントを一緒に煮たものです。モロッコ人はこれをイタリア人のカプチーノのごとく、一日に何杯も飲みます。現地ではお砂糖を沢山いれてシロップのように甘くしていただくのです。



 2杯目は、キリマンジャロという紅茶でした。CTC製法ということだったんですけど、CTC製法というのは、ティーバックなんかに使われている粉砕した紅茶です。葉量が少なくても味が濃く出ます。こちらは、コクがあってミルクティーにしたらいいんじゃないかと思いました。


 3杯目は、お写真がないんですけど、オーガニックのルイボスティーです。こちらは水だしされていまして、口当たりがよくて美味しかったです。

 4杯目は、エルマチャイ風アップルティー。トルコでもチャイは多く飲まれるようですが、こちらはミルクなしのストレートティー。こちらもお砂糖を多くしていただくのが現地風。



 そして最後は、古式龍眼焙煎東方美人とマーガレッツホープFTGFOP2010とサングマSFTGFOP2010からチョイス。東方美人以外はダージリンティーです。FTGFOPというのは、ファイン・ティッピー・ゴールデン・オレンジ・ペコの略で、お茶の葉がゴールドチップを含むフルリーフティーであることを示します。ゴールドチップというのは、茶葉は一芯二葉といいまして、摘む際に一本の枝に対して2枚を摘むのですが、その葉先にでている芽のようなものをいます。また、SFTGFOPは、前述にくわえ、スペシャルがつく希少な茶葉を示します。どちらもダージリンのファーストフラッシュ(春積み)です。良質な紅茶を脇目でみつつ、わたしは東方美人をお願いしました。

 以下は、お茶会のために用意された、アフターヌーンティーです。モロッコにあわせて、アルガンオイルやローズウォーターが使われています。



 とても充実した一日でした。

 来月は東欧がテーマとのことですので、ご興味のあるかたはお早めにお問い合わせされてみてはいかがですか?

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