JR東海社長が「超電導リニア」をiPadに例えて波紋呼ぶ

 JR東海の山田佳臣社長が「上海のリニアが小学生のおもちゃとするならば、私どものリニアはiPad(アイパッド)みたいなもの」と述べたことで、ネット上でも賛否両輪が巻き起こっている。

 これは26日に名古屋市で行われたリニアモーターカーに関する総会での発言。JR東海のリニアと、上海のリニアの違いを、米アップルの情報端末「iPad」になぞらたもの。上海リニアはドイツ製で2003年に開業、時速430キロで走り、軌道から1センチ浮上する。それに対して東海が実用化を目指す「超伝導」と言われるリニアは車体が10センチ浮上する。

 「実際そうかもしれんが、そりゃあ出来上がるのが上海より30年かそれ以上遅れるんだろ。完成が30年遅れて上海と同じレベルのものだったら笑われるぞ」といった技術的なものや、「外国で売り込むときにはもうちょっと的確な喩えを出してほしい」 と、山田社長の例え話がヘタだという意見が出ている。

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