銀座「ロオジエ」が来年3月より一時休業

 ミシュランガイド東京で三つ星を獲得した銀座のフレンチレストラン「ロオジエ」は2日、並木通り資生堂本社ビルのリニューアルにともない、2011年3月末日より一時休業することを発表した。再オープンは2013年秋の予定。

 現在の資生堂の本社社屋は1972年に竣工し、事業活動の中心としてのビジネスセンター機能を担ってたが、事業規模の拡大にともない手狭になったことから、2003年にオフィス機能を汐留に移管。現在は資生堂の本社として一部のスタッフ部門や子会社のオフィスが入っているが、建設から約40年が経過し老朽化が進んだことから建て替えを行うことになった。

 新たな本社社屋はオフィス機能に加え、店舗機能、公共機能を有するビルを検討。敷地面積約1,130平米、延床面積約8,900平米、地上10階・地下2階建てとなる。「ロオジエ」は新社屋完成後に再オープンする。

 「ロオジエ」は資生堂が経営するフレンチレストラン。1973年に銀座中央通りの旧資生堂パーラービル内にオープンし、店名は銀座にゆかりの深い「柳」(仏語でL’osier)に因んで命名された。1999年10月に銀座並木通りの現在地に移転。「ミシュランガイド東京」で3年連続三つ星を獲得している。

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