「すき家」が7月の既存店売上30%増(前年同月)

 激しい値下げ競争をしている、牛丼業界の大手ゼンショーの「すき家」と、松屋フーズの「松屋」が3日、7月の既存店売上(速報値)を発表し、どちらも売上高、客数ともに前年同期比を上回った。

 ゼンショーによると、すき家は既存店ベースで売上が前年同期比130%、客数144%となった。値下げのために客単価こそ90.2%と下がるのは当然ながら、客数を大きく増やしている。一方の「松屋」も既存店売上高が105.3%、客数115.4%となった。

 大手各社が一斉に値下げを断行したことが、相乗効果となって客数の大幅アップにつながっているようだ。後日の吉野家HDの発表が注目される。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる