米コンピュータ大手のヒューレッドパッカードの、マーク・ハードCEOが辞任した件で、同氏をセクハラで会社に訴えていた女性のジョディー・フィッシャーさん(Jodie Fisher)が代理人を通じて、声明を発表した。
全米で最も有名な女性弁護士とされるグロリア・アレッド氏(Gloria Allred)を通じて声明を発表した。アレッド氏は、美人すぎてシティグループを解雇されたというデブラヒー・ロレンザーナさん(Debrahlee Lorenzana)の代理人にも就任したばかり。女性の権利に関しては必ず登場する弁護士でもある。
その声明によると「マーク・ハードが職を失ったのは悲しい出来事です。そうするつもりは全くなく不本意なことです。また、マークとの間に不倫や性的関係を持ったことは一度もありません。訴えは取り下げて、和解しています」としている。
フィッシャーさんは、2007年からHP社でコンサルタントとして契約社員の身分で社長室配属となった。会議やイベントなどを担当していたそうだ。また、女優としても活動していたようだ。
ウォールストリートジャーナルによると、ハード前CEOがセクハラに関する同社の規定には違反しなかったものの、「親密な個人的関係」を隠すため不適切な支出報告を提出したと発表した。
2人は採用面接で初めて出会ったそうだが、仕事を超えた関係にあったことも想像に難くない。
ジョディ・フィッシャーさん