野村HDが10月から農業に参入、大手証券初

 証券業最大手野村ホールディングスは、農業ビジネスに参入することを発表した。新会社「野村アグリプランニング&アドバイザリー」を10月に設立し、自治体、企業に農業経営に関する助言を行う予定。証券金融では初の参入。

 発表によると、新会社は野村100%出資(資本金1億5000万円)で、農産物生産事業を行う子会社「野村ファーム」(資本金2500万円)も合わせて設立した。子会社は千葉県でトマト栽培を行う。

 近年増加しているアグリビジネスに関するコンサルティング、ファイナンスなどに関してソリューションを提供し、地域活性化に寄与するとともに、食料・環境・エネルギー問題の解決に貢献する、としている。

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