日本のマス富裕層は、円高傾向を外貨建て資産に投資するチャンスと考えていることが、HSBCが実施した第4回マス富裕層の投資意識調査結果でわかった。
これは、金融資産1000万円以上のマス富裕層416人に対して行われた調査で、その51%が「外貨資産を持つなら、円高の今がチャンスだと思う」と回答した。金融資産に占める外貨建て資産の割合は平均23%で、28%にまで引き上げたいと考えているという。
現在保有する外貨建て資産の内訳は、外貨預金・外貨MMFが43%、外債、仕組み債、外国債券ファンドが17%など。
さらに今後、関心のある通貨としては米ドル。豪ドル、ユーロ、中国・人民元などが続いた。