米フォーブス誌の毎年恒例の世界長者番付において、2014年版ではインドの大富豪ムケシュ・アンバニ氏(53)が、620億ドル(約5兆2000億円)の資産で1位になるだろうと、フォーブス誌が予測を発表した。
アンバニ氏は、インド最大の企業で、エネルギー大手のリライアンス・インダストリーズの会長。現在の総資産は290億ドル(約2兆4000億円)で、今年の世界長者番付では4位にランクインしている。
フォーブス誌は、2014年にはアンバニ氏の総資産は620億ドルまで膨らみ、今年1位のメキシコの大富豪カルロス・スリム氏、2位のマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏などを追い抜き、首位になるだろうと予想。また「カルロス・スリム氏はメキシコの政治的・財政的なカオスによって大きな打撃を受けるだろう」と予測している。
ムケシュ・アンバニ氏の実弟アニル・アンバニ氏も、世界長者番付の常連である。