ホテル料金世界最高額はNY、東京はアジアで2位

 ホテルのオンライン予約サイト「Hotels.com」が発表した2010年第2四半期(4月~6月)のホテルの宿泊料金調査によると、世界でホテルの宿泊料が最も高い都市はニューヨークで、2位はヴェネツィア、3位はロンドンだった。また世界的不況から脱したためホテルの宿泊予約は増加傾向にあり、宿泊料平均は世界全体で3年ぶりに上昇したという。

 1位のニューヨークは1泊の宿泊料平均が268ドル、ヴェネツィアは251ドル、ロンドンは223ドルだった。またアジア太平洋地域では、最も宿泊料が高いのはシンガポールで、1泊平均は172ドル、2位は東京で1泊156ドル、3位はシドニーで148ドルだった。

 2010年第2四半期の世界全体のホテル宿泊料金の平均価格は、前年同期比で2%上昇。平均価格が上昇したのは7四半期ぶりとなった。2008年のリーマンショック以降続いていた大幅な下落が下げ止まり、やや回復の兆しが見えたが、この平均価格はこの調査をスタートした2004年当時より未だ低い水準だという。

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