米国にも金の自販機が進出、年内に35台設置

 今年5月にアラブ首長国連邦のアブダビ、9月にマドリードに出現して話題になったドイツ製の金の自動販売機「GOLD To Go」が、今度は米フロリダとラスベガスのカジノなどに設置されるという。

 米メディアによると、「GOLD To Go」はフロリダとラスベガスを始めとし、12月末までに35台が米国内の都市に設置される予定。商品は24カラットの金の延べ棒や金貨などで、延べ棒は1グラム、5グラム、10グラムから選択できる。市場の金価格変動をリアルタイムに反映しており、10分ごとに価格が変わる。

 「GOLD To Go」は5月にアラブ首長国連邦・アブダビの高級ホテル「エミレーツ・パレス・ホテル」、9月にスペイン・マドリードの「ウェスティン・パレス・ホテル」などに設置され、富裕層から人気を博している。アブダビの自動販売機では、1日に40~100点の金が売れ、1ヶ月の売上は約20万ユーロ(約2300万円)にのぼる。

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