AKB48に一般のファンはいない?

 AKB48をはじめ、グループアイドルがどれがどれなのか判別がつかないくらい乱立しているが、どれもコアなファンだけしかいないようにも見えるが、そのAKB48などには「一般のファンはいない」という指摘が出ている。

 日テレ系ニュースエブリで、オリコン・リサーチ社長の垂石克哉氏が「握手会などのファンイベントと組み合わせた販売で一人の特定のファンに複数枚の大量購入をしてもらい、それでシーンを支えてもらっている」と指摘。その上で今後の課題について「その手法に頼るだけでは、一般のファンに広がっていかない」と述べた。

 その最たるものが「AKB商法」と恐れられた、CDを複数枚買わせる手法。かつてシングルCDのおまけの44種類の特典ポスターを全種類集めると、限定イベントに参加できるという販売手法を取って問題視されたことがあった(独禁法に抵触の恐れを懸念してイベント中止)。

 もちろん、他のグループでもかつては似たようなことはあり、熱心なファンが支えるという構図は変わらない。ただ、一般に認知され尽くしたところで賞味期限は短くもなるというジレンマとも戦うことになる。

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