NY金が1オンス=1340ドルに急伸

 5日のニューヨーク商品取引所の金先物市場は、ユーロに対してドル安が一段と進んだことを受けて、取引の中心となる12月限月物は前日比23.50ドル高の1ドル=1340.30ドルで取引を終え、史上最高値を更新した。

 日銀による追加金融緩和政策の実施を受けて、ユーロに対してドル安が進んだことや、米国でも追加の金融緩和実施の見通しが強くなったことから、一時は1342.60ドルを付ける場面もあった。これは、取引時間中の最高値となった。

 また、NY同取引所の原油先物市場も反発し、WTIの11月限月物の終値が前日比1.35ドル高の1バレル=82.82ドルとなり、こちらも5月以来、約5カ月ぶりの高値となった。


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