東京電力が大型公募増資で一時は年初来安値

 東京電力は公募増資の発行価格を1843円と発表し、13日の東京株式市場では売られてスタートし1900円で寄り付いた。さらに一時は、年初来安値となる1881円まで下げる場面もあった。

 公募増資を発表以来、連日のように下げが続いているが、13日の午前も明らかに売り出し価格を意識した売りでスタートし、下げた後で、結局は前日終値と変わらない1900円で午前の取引を終えている。

 今回の増資による東電の手取り額は約4470億円で、国内だけではなく海外事業など成長が見込まれる分野への投資に充当するとしている。

 この日午前の時点では、配当利回りは3.16%、PBRは1.04倍となっている。

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