フォードがマツダ株を売却へ

 米フォード・モーターが保有しているマツダ株を売却する方針を固めたことが16日、わかった。

 日経新聞によると、フォード側がマツダを通じて三井住友銀行などに株式の売却を伝えたという。フォードの出資比率が現在の11%から3%以下になるという。

 フォードはかつては3分の1以上の株式を取得したものの、金融危機以降は資金繰りが悪化したこともあり、出資比率を引き下げ、さらには将来的に必要となる新興国の投資に資金を充当していく。今後新たな再編劇が展開されることになるだろう。

 また、一方のマツダも単体での生き残りは難しいと見られ、あらゆる再編の可能性を探っていくことになるだろう。

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