宇多田ヒカルさんが自作品に異例の「不買運動」

 歌手の宇多田ヒカルさんが、自身のアルバムの「不買運動」をツイッター上で呼びかけている。自身の作品を買わないようにファンに発信するのは異例のこと。

 ツイッターでは、「Universal Japanから発売が発表された「Utada the best」ですが、私の意志とは全く無関係であり、EMIの宇多田ヒカルのベストと同日に発売をぶつけてきた彼らのやり方にもあまりいい印象を持てません。予約を考えている人は、少し待ってください」としている。

 11月24日にEMIから「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」が発売。同日、ユニバーサルから「Utada the best」が発売されることになった。前者は宇多田ヒカル名義で、後者はUtada名義。

 1998年に東芝EMIからデビューした宇多田さんだが、その後は海外進出にあたってはユニバーサルミュージックとも契約を結んでおり、両方の契約が生きているままになっていた。今までは住みわけがなされていたので問題はなかったのだが、レコードメーカーにとって今回ばかりは最後の「ひと稼ぎ」という部分で、仕方がないのかもしれない。

 ただ、宇多田さんの発言でファンがどのような購買行動に出るのだろうか。

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