米ネット検索大手グーグルが日本市場向けの価格比較サイトをオープンするとの報道を受けて、27日の東京株式市場で、競合となるカカクコムが前日比5万3500円安の38万1500円で前場の取引を終えている。
報道によると、新サービスは「グーグル・ショッピング」と呼ばれるもので、すでに海外では同じようなサービスを展開している。検索結果から通販サイトに直接飛ぶことも可能だという。
景気の影響もあり、価格に敏感になっている消費者の支持を得て業績を伸ばしてきたカカクコムだが、市場は明らかに競合と見ており、収益悪化を懸念している。
また、この報道でカカクコムを持ち分適用会社とするデジタルガレージ株も売られた。