人気アニメ「ドラえもん」のような球体のまま、指を使うことなく物をつかむことができるロボットの手が米国で開発された。
シカゴ大、コーネル大、アイロボット社の研究班が共同開発。重軽、大小にかかわらずつかむことができ、ジュースが入ったコップ、ペンで文字を書くこともできるため、人間が行っているようなあらゆる作業が可能となるだろう。また、生卵のような壊れやすいものも持つことができ、力の強弱という概念もある。このプロジェクトは、米国防総省からも予算が出ているそうで、将来的には軍事転用も見込まれる。
ドラえもんの手がどうできているか、みな子供の頃に疑問を持ったことだろう。22世紀の未来から来たネコ型ロボットという設定だったドラえもん。22世紀どころか、21世紀中にドラえもんに追いついたことになる。しかし、四次元ポケットを開発できる人はいるだろうか。