NY株は「北朝鮮砲撃」で全面安

 23日のニューヨーク株式市場は北朝鮮の砲撃による朝鮮半島緊迫化で、ダウ工業株30種平均は前日比142.21ドル安の1万1036.37ドルと全面安で取引を終えた。

 アイルランドをはじめとした欧州の財政不安が消えない中で、北朝鮮による韓国への砲撃で民間人に死傷者が出たことで半島情勢が緊迫化し、市場に大きな不安をもたらした。米国だけでなく、取引中に報道が伝わったアジア各国のシンガポールや香港などの市場でも下げが目立った。

 また、今年7~9月期まで7四半期連続でプラスと好調な経済成長をキープしてきた韓国経済も一時的に停滞する可能性がある。もちろん、日本の株式市場への影響も大きくなりそうだ。

 ナスダック総合指数も同37.07ポイント安の2494.95だった。


北朝鮮砲撃により火の手が上がる 韓国領・延坪島(ヨンピョンド)

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