NTTコミュニケーションズは食事・運動の両面から、簡単な操作とコンシェルジュ機能で、個人の健康な生活習慣をサポートする「健康増進アシストサービス」を開発し、2011年1月をめどに実証実験を開始する。このサービスでは世界で初めて食事写真からカロリーを自動で算出し、クラウド上で複合的に情報を記録する。
食事の前に携帯電話で写真を撮影しておくだけの簡単な操作で、食事画像解析システムが、カロリーの算出や類似メニューの表示を自動的に行う。例えばカレーを撮影すると、サーバーがルーや米の色の分布や配置などの特徴から、もっとも類似した料理をサーバーが瞬時に摘出。カロリーを算出して表示する。
また、主食・副菜・乳製品・果物など「食事バランス」上の区分を推定し、クラウド上でデータを蓄積する。数年後には、レストランで顧客が皆、注文した料理を携帯で撮影しているという不思議な光景が見られるかもしれない。
