ルレ・エ・シャトーに「神戸北野ホテル」と徳島の料亭が新加盟

 ヨーロッパを中心とした最上質のホテルとレストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」が、2011年に加盟する新メンバーを発表した。日本からは、神戸市中央区の「神戸北野ホテル」と、徳島県鳴門市の料亭「古今青柳」が選ばれた。

 「神戸北野ホテル」は、西欧スタイルの赤レンガ風邸宅が特徴で、総支配人であり総料理長の山口浩氏が、日本ではじめての都市型オーベルジュとして営業を開始した。客室はわずか30室に抑え、厳選素材の味わいを際限なく引き出したフランス料理とともに、利用客一人ひとりにきめ細やかなもてなしを提供している。

 「古今青柳」は、徳島県鳴門市にある100年以上の歴史を持つ料亭。現在は三代目となる代表が、鳴門海峡を見降ろす高台の料亭で、名代である鯛料理はもちろん、地産を中心として、素材が喜ぶ料理をモットーに、日本料理の新しい世界をつくり出している。

 ルレ・エ・シャトーは、1954年にフランスのパリで誕生した世界のホテルとレストランが加盟する会員組織。2011年には、世界60カ国・約500のホテルやレストランが名を連ねる。今年は100を超えるホテルとレストランから立候補を受け、最終的にはヨーロッパをはじめ、北米、南米、ニュージーランド、中国、日本のホテルとレストラン計36軒が新メンバーとなった。

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