3ツ星レストラン、ロオジエ　銀座

ミシュラン発売以来ずっと3ツ星のロオジエに行って参りました。
来年の3月に改装のため休店いたしますので、駆け込み的です。笑
ロオジエは、ブルーノメナールシェフ氏が総料理長のモダンキュイジューヌです。
メナールシェフは以前、世界料理サミットでお見かけしましたが、とても真面目な雰囲気の方です。今回もご挨拶にいらして下さいました。誠実な人柄がお料理にもにじみ出ているような気がします。

お料理ですが、どれも美味しく、甘さと辛さの調和の裏に隠し味として苦みがあったり、さくっと軽い食材に湿った食材を合わせて独特の食感を出したり、どの皿も大変に芸術的です。見た目はほんの少しクラシカルですが、とても興味深い味わいと食感でした。

以下、アミューズです。カカオの細いクッキーの様な物が乗っています。

まず、前菜はニジマスのミキュイです。こんがりと焼いたトーストと一緒に。そして、スープはウニのロワイヤル。ロワイヤルと呼ばれる茶碗蒸しの様なものがトピナンブールのスープの底に沈んでいます。

メインは仔羊の肉をお願いしました。腿肉と背肉だったと思います。背肉のほうをミンチ状にしてあり、腿はそのまま焼いてあり、こちらも同じ食材同じソースで全く異なった味わいとなっておりました。

さらにプレデセールです。写真をご覧下さい。こちらで一人分です。二人で伺うとこちらで二人分です、笑。いただききれませんでした。

デセールは、ホワイトチョコレートとヴァニラのタルトです。こちらも柔らかいクリームにサクサクとしたタルト生地の構成になっておりとても美味しかったです。

追い打ちをかけるようにワゴンでさらにプティフールが運ばれてきました。わたしはお腹いっぱいだったので残念でしたがお断りしました。
ヘンデルとグレーテルの世界に迷い込んだかのようにお菓子が沢山でてきましたね。

新装オープンが待ち遠しいですね！
ごちそうさまでした。