市川海老蔵さんはマスコミを敵に回しすぎた

 歌舞伎俳優・市川海老蔵さん(32)が暴行を受けたとされ負傷した件で、スポーツ紙、TV各局などマスコミ各社は、ここぞとばかりに取材し事件の真相を暴くことで海老蔵さんの本性を明らかにしている。

 「先に手を出したのは海老蔵さん」「相手も全治2週間」「灰皿でテキーラ飲ませた」など、被害者とはいえ、同情の余地のないものばかり。

 つまり、海老蔵さんは被害者だが何か裏がある、と読んで真相を探るべく取材をしているのが目に浮かぶ。もちろん、真相に迫ろうという姿勢は正しいのだが、やはり裏には海老蔵憎しの感情は見てとることができる。

 マスコミ関係者が、まず十中八九「海老蔵嫌い」なのは間違いない。「一度でも取材したことのある人間は、嫌いになるでしょう」とあるスポーツ紙記者。傲慢な態度、記者を睨みつける、質問に真面目に答えないのはいつものこと。記者が帰った後に控室で「スタッフを罵倒したり、足を投げ出して机を蹴ったりしたこともある」と関係者は話す。

 今年3月には異様な記者会見が行われた。東京都内で行われたロッテリアのエビバーガーの会見で、海老蔵さんが登場。この時は婚約発表の直後ということもあり通常は本人はもちろん、報道陣も、スタッフも和やかなはず。しかし「マスコミは、『一応仕事だから…』と嫌々出席していましたが、一人だけノリノリでご機嫌で、完全に浮いていましたね」と、出席者の1人は振り返る。

 そして、今回の記者会見を「病欠」した、その日に飲み歩いて大けが。本当の理由は会見に出たくなかっただけのようで、マスコミ各社が怒るのは無理もない。

 マスコミとの日頃の付き合いを大事にするかしないか、というだけで、いざとなった時にはこうも扱われ方が変わるのだ。


市川海老蔵さん

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