NY金は1オンス=1400ドル台回復

 3日のニューヨーク商品取引所のの金先物市場は、11月の米雇用統計の悪化の影響で反発し、取引の中心となる中心限月2月物は前日比16.90ドル高の1オンス=1406.20ドルで取引を終えた。約3週間ぶりの1400ドル台回復となった。

 米労働省が発表した11月の雇用統計で失業率が9.8%に上昇するなど悪化。財政不安や景気回復の後退懸念などからリスク回避のため、金に資金が流れ込んだ。

 また、原油先物市場はWTIの1月限月物は前日比1.19ドル高の1バレル=89.19ドルとなり、2008年10月以来2年2カ月ぶりの高値となった。

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