ノーベル賞晩餐会は根岸さんが主役だった

 ノーベル賞の晩さん会がスウェーデンで10日行われ、化学賞を受賞した米パデュー大特別教授の根岸英一さん(75)は、ヴィクトリア王女をエスコートして会場入りし、テーブルでも隣席となってともに談笑するなど、最も注目を集め、主役となっていた。

 この晩さん会は、1300人以上が出席し盛大に行われる国家を挙げての式典。スウェーデン王室も出席する。そして、王位継承の順位が1位のヴィクトリア王女と終始、いっしょだったのが根岸さんだった。エスコート、食事、談笑。その模様の写真が世界中に配信された。

 実はこの晩さん会は、準備にほぼ1年費やすという、まさに国家的なプロジェクト。そして席順も、受賞者、出席者が決まってから行う。どのように決めているのかは判明しないが、きっと根岸さんは光栄だったことだろう。


ヴィクトリア王女、根岸さん

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