【速報】フィギュア全日本選手権、安藤逆転V、浅田は2位

 フィギュアスケートの全日本選手権が26日、長野市で行われ、女子フリーは、SPで首位の浅田真央選手(20、中京大)が127.47点をマークし合計193.69点で暫定トップに立ったが、SP2位だった安藤美姫選手(23、トヨタ自動車)が合計202.34点で逆転で優勝した。
同選手権6年ぶり3度目の制覇となる。

 全体で20番目で演技した浅田選手は、SPに続いてトリプルアクセルを何なく決めて暫定首位に立ち、5連覇が見えたかに思われた。しかし、その後に登場したSP2位の安藤選手は今季の好調ぶりをここでも見せ、後半に難易度の高いジャンプを集め、浅田選手をフリーの得点で上回り逆転優勝を決めた。

 村上佳菜子選手(16、中京大中京)は3位と健闘した。

 来春の世界選手権の最終選考会を兼ねているが、当確だった安藤選手はこの優勝で100%出場を確実にし、当落線上にいた浅田選手が、大きく浮上してきた。村上選手は鈴木明子選手との争いとなりそう。

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