年末年始はただでさえ食べ過ぎてしまうのが多い季節だが、そんな時期だからこそ都会をエスケープして山篭り、断食に入るというスタイルもありだと思ってはいたが、今までは誘惑が多く実行できずにいた。
以前フランス人の友人(女性)が12月まで食べ過ぎた胃や腸を休ませるために1月中はお酒も肉も魚も食べないのを実践している話を聞いて、その当時はブランデーと葉巻がセットで、毎日朝昼晩外食でさらに夜食や間食三昧だった美食倶楽部のジャンキーだっただけに、まさか自分が同じような、いやそれ以上のことを後年やることになろうとは思いもよらなかったのも事実だ。
ただ、さすがに断食も何度か続けているうちに慣れてくるのか、動くのも容易で読書をしていつも以上にアイデアが溢れるように湧き出てくる感覚は何とも言えないものだった。3日後の帰る日になると体重が2-3kg落ちて輪郭もハッキリし、スッキリした新年を迎えられるのもいいものだ。
水だけはさすがにハードルが高い方には、3日間だけフレッシュジュースを飲むダイエット方法やフルーツだけを好きなだけ食べるダイエットなら出来そうでは?
ミニコラム【プロフェッサーの呟き】
アメリカでは、セレブもFastingにはまっている人が多いと聞く。
日本の断食道場でもこのキモチ良さにはまり、毎年常連客が集まるのだそうだ。新年会の誘いも旅行に出ているので……というエクスキューズがききやすいのだろう。
3日間とはいえ断食後の回復食など注意も必要なので、専門の断食施設で体験されることをオススメしたい。