金閣・銀閣寺の住職、2億円申告漏れ

 金閣寺、銀閣寺の住職である、臨済宗相国寺派の有馬頼底(らいてい)管長が、大阪国税局から2007年から2009年までの3年間で2億円あまりの申告漏れを指摘されていたことが分かった。

 NHKによると、有馬管長は、美術品販売会社から依頼され、掛け軸などに書を書いて収入を得ていましたが、宗教法人に対するお布施と解釈しており、個人所得と認識していなかったという。

 有馬管長はこの収入の使い道について、産経新聞の取材に対し「海外流出の恐れがあった文化財の購入に充てた」と答えており、文化財保護の目的であったことを主張している。

 有馬管長は久留米藩主有馬家(赤松氏流)、有馬正頼男爵の二男。現在は京都仏教会の理事長も務めており、これまでにも古都税や、高層ビル化に対して反対するなどの運動を行ってきた。


金閣寺

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