3日に発行となるフランスの「ミシュランガイド2011年版」で、日本人がシェフを務めるパリのフレンチレストラン「ル・パッサージュ53(Le Passage 53)」が、昨年の1つ星から2つ星へ昇格したことがわかった。本場フランスのミシュランで、日本人シェフが2つ星に輝くのは初となる。
「ル・パッサージュ53」はパリ2区にあるフレンチレストランで、北海道出身の佐藤伸一氏がオーナーシェフを務める。佐藤氏は、現在パリで最も予約が取れないレストランの1つとされる3つ星の「ラストランス」や、「ピエール・ガニェール」などで修行。2009年夏から「ル・パッサージュ53」のシェフに就任し、昨年発行のミシュラン2010年版で初めて1つ星を獲得していた。
2011年版の3つ星は25店、2つ星は76店、1つ星は470店だった。