仏パリで開催中の「パリコレクション201秋/冬」で9日は、ルイ・ヴィトンなどのブランドが登場した。ヴィトンには大物スーパーモデルのケイト・モスさんが出演し、ランウェイで喫煙しながらキャットウォークするという前代未聞のショーとなった。
ショーの会場では最近は禁煙とはよく聞くものの、まさかランウェーの上で喫煙。ルイ・ヴィトンのデザイナー、マーク・ジェイコブズ氏による演出か、モスさんの意見かはともかく、完全に聴衆を飲み込むには十分だった。
モデルとしては珍しく小柄でコケティッシュな魅力で10年以上もトップモデルに君臨するモスさん。この日は、生足全開のホットパンツ、ブーツという衣装で、髪はポニーテール。プライベートでは実はタバコ好きなのだが、煙をプカプカと吹かす少しワルな姿も、なかなか様になっていた。
パリでは公の場では、禁煙というのが常識とされるが、それを逆手に取った演出は、この日一番のインパクトを与えていた。
ケイト・モスさん