中国・美人女医が問題発言、裏には医師の苦悩も

死ぬのは私が帰ってからにして


李叢琳さん(り そうりん)
 一人の女医のつぶやきが、中国で思わぬ事態いてしまった。問題のつぶやきは、中国版ツイッターへの書き込みで、内容は一人の終末期患者に関するもの。その中には例えば“死ぬのは私が帰ってからにしてよね”というものがあった。この内容が書き込まれると、「あまりにもひどすぎる」と批判が集中、瞬く間にネット上に広まった。

 さらにツイッター上に掲載されていた手紙に書かれた住所と名前から、女医が広州・汕頭市中医院に勤務する李叢琳(り そうりん)さんと分かり、弱冠27歳の女医は社会的な批判にさらされることになった。こうした世論を受け、両院側は女医を職務停止にするという声明を出す事態にまで発展した。

 問題の“つぶやき”は2月16日と17日に書き込まれた3つの文章で、このうち2つは携帯からのものだった。女医のつぶやきは次のようなもの。

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