震災などの時こそ、売上を稼ぐチャンスと捉えている経営者もいるようだが、インターネット上では非難の声が上がっている。
「Kozakai社長のアメブロ」というブログに「ザ・商売人」というタイトルで次のように綴られている。
「私の顧客にホテル経営をしている人がいますが地震が起こった当日から今日まで通常1泊10000円のところ1泊15000円にして営業してました。さすがですね。だてにホテル11件経営してる訳ではありません。まだ36歳ですお 電車が通常に戻るまでが勝負って言ってました」
確かに山の上のジュースの自動販売機と同じ理論。需要は限りなく存在するために、多少の高い価格でも消費者は財布のヒモをほどく可能性は高い。
一方、ビデオレンタルのTSUTAYAでは、ツイッター上にTVがおもしろくないので、という趣旨のつぶやきもあり、批判の的になっている。
1995年の阪神淡路大震災の時にも、ここぞとばかりに値段を釣り上げた商売人がいたことも事実。復興したとたんに、相手にされなくなったというケースも存在する。
今の短期的な利益を取れば恨みを買うこともないわけではない。こうした有事の際に、どのような行動をとるのか、試されているといっても良いのかもしれない。