東京電力は22日、福島第一原子力発電所の放水口付近(南側)で、海水から放射性物質が検出されたと発表した。
東電によると、21日午後2時半に福島第一原子力発電所の南放水口から南側約100メートル地点の海水をサンプリング調査したところ、ヨウ素131が基準濃度の126.7倍で検出された。原子力安全・保安院、福島県へ連絡した。
22日に再度サンプリング調査を行い、「福島第一原発で検出された放射性物質の海洋への拡散を評価するために、福島第二発でも同様のサンプリング調査を実施することとしております」として、詳しく調べている。