国際原子力機関(IAEA)は21日、福島第一原発の事故を受けて緊急会合をウィーンで開催し、天野之弥・事務局長は会見で「ひじょうに深刻な状況は変わっていない」とした。
天野事務局長は「原子炉を安全にするために非常に困難な状況の下で戦い続けている緊急対応チームの広大な勇気に敬意を払う」と現場で対応する人々を気遣いながらも、「ひじょうに深刻な状況は変わっていない」と述べ、状況好転がないことを記者団に述べた。
天野氏は安全なエネルギー源だとした上で、「日本政府が適切な処理をするだろう」とも述べた。
IAEA緊急理事会(同サイトより)