米国のザ・コカ・コーラ カンパニーは24日、東日本大震災の被災者支援のために「コカ・コーラ 復興支援基金」を設立し、寄付金を新たに19億円を加えて、これまでの6億円と合わせて約25億円分拠出することを発表した。
会長兼CEOのムーター・ケント氏は「今まで見聞きしてきたことに深く心を動かされるとともに、救援活動に携わっていらっしゃる方々の懸命な作業と不屈の精神に深い感銘を受けています。私たちコカ・コーラと日本の皆様との60年近い関係を鑑みますと、私たちにできる復興努力はすべて行っていく所存です」と話した。
「コカ・コーラ 復興支援基金」は、日本コカ・コーラと12ボトラー社がこれまで既に行っている物資提供と義捐金を通じた支援努力をさらに強化。こうした実施済み支援内容には、主に政府や地方自治体などに対する700万本を超える飲料(水、茶、スポーツドリンクなど)の提供が含まれている。災害対応自動販売機による製品の無償提供も実施している。