日本対象のPEが好調

 香港のプライベートエクイティ(PE)会社ロングリーチ・グループは28日、日本を対象としたファンドの一次募集を終了する予定、だとウォール・ストリートジャーナルが報じている。個人投資家の悲観的な見方を覆すもので、予想以上に買いが集まっているようだ。

 同紙によると、7億5000万ドル(約611億円)規模の第2次ファンドのうち一次募集(1億2500万ドル)を終了したと発表する予定だという。マーク・チバ会長は「より強い国として復興するだろう」と取材に答えており、多くの投資家の声を代表した。

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏も韓国訪問時に、もし日本株を持っていれば売らない、と述べていた。バフェット流で言えば、買い時にあたる、極端な下げ局面でもある。

 ロングリーチは昨年、三洋電機の子会社「三洋電機ロジスティクス」を親会社の三洋電機と少数株主から約170億円で買収している。

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