日経平均は129円安で寄り付き、東電売り気配

 29日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比129.93円安の9348.60円で寄り付いた。

 福島第一原発の事故の収束が見えないことや、配当落ちの影響などで売られて始まった。個別では、一部で国有化の報道もなされた東京電力は、この日売り気配でスタート。この先も被害が拡大するのではないか、との観測からも株価下落は続きそうだ。一方で、新日鉄などの鉄鋼株は底堅い動きとなっている。

 東京外国為替市場のドル/円相場は、1ドル81円台後半で推移している。

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