米証券大手のゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン会長兼ＣＥＯのに支払った2010年の報酬が、約1900万ドル（約16億円）で、昨年の約2倍になったことがわかった。ＳＥＣ（米証券取引委員会）に1日提出した書類でわかった。
ブルームバーグによると、ブランクファイン氏の報酬内訳は、給与は60万ドルながら、現金賞与が540万ドル、株式が1260万ドル、さらに諸手当46万4000ドルだった。2009年の報酬は980万ドルだった。
ただ昨年は、ゴールドマンにとっては昨年は減収となった。フェースブック、グルーポンという「金の卵」を早期に上場させようとの思惑は、そうした事情が働いているのでは、と見る向きもある。
ＦＯＸビジネスニュースで先日、ブランクファインＣＥＯは今後1年で退任すると報道されている。同社は報道を否定している。
また、ゲーリー・コーンＣＯＯは1400万ドル、デヴィッド・ビニールＣＦＯは1300万ドル、他の役員は540万ドルとなっている。
ロイド・ブランクファインＣＥＯ
