東電株が謎の2日連続ストップ高

 11日の東京株式市場では、東京電力株が前週末比80円高のストップ高となる500円で取引を終えた。前週末から2日連続ストップ高となった。

 東電株はファンダメンタルではこれといった材料は出ていないものの、信用取引で大量の売り板が捌けていく中で、信用倍率が改善しているという面もある。

 また、一方では、みずほ証券のレポートが900円を継続しているほか、株式評論家・北浜流一郎氏が「東京電力をはじめ、地方電力株には勢いがあり、案外健闘しそうです」と自身のブログで推奨し始めた。個人投資家からは「?」で受けとめる向きもあり、先行きがまったくがわからない展開に、右往左往する投資家も出てきた。

 また、日経平均株価は前週末比48.38円安の9719.70円で取引を終えた。

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