コッポラ監督のワイナリー、シャトー・マルゴーの醸造家を引き抜き

 「ゴッドファーザー」などで知られる映画監督のフランシス・フォード・コッポラ氏が12日、自身が米カリフォルニア州で経営するワイナリー「ルビコン・エステート」の新しい醸造家として、仏ボルドーの名門ワイナリー「シャトー・マルゴー」の著名醸造家を引き抜いたことを発表した。

 新しい醸造家は、シャトー・マルゴーで11年間にわたってエステート・ディレクターを務めたフィリップ・バスキュール(Philippe Bascaules)氏。昨年ルビコン・エステートを辞めたスコット・マクロード氏を引き継ぎ、同ワイナリーのワイン造りを担当する。

 「ルビコン・エステート」は、コッポラ氏が1975年にナパバレーで最も古いワイナリー「イングルヌック」の土地の一部を購入したことから始まったワイナリー。フラッグシップワインは、「賽は投げられた」を意味する「Crossing the Rubicon」に由来する「ルビコン」。有機農法や伝統的な醸造法を取り入れ、クラシックなボルドースタイルのワイン造りを目指している。

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