スペインを拠点に活動する工業デザイナーのステファン・ラデフ氏が、プライベートジェットの「ガルフストリームG550」内のシステムをiPadで管理可能にする改装プランをこのたび発表した。
ガルフストリームは各国政府で多数所有され、米国大統領搭乗時にはエアフォースワンに変身する世界最高峰のプライベートジェット。現在、G150からG650まで8シリーズを展開し、価格は約1500万ドル～6500万ドル（約13億円～55億円）。「ガルフストリームG550」は価格約6000万ドル（約50億円）で、ニューヨーク－東京間をノンストップで結ぶ。
今回発表されたプランでは、同機の空調システムやエンターテインメント設備をiPadでコントロールできるように改装する。また内装に竹を使ったり、自然光を多くとりこめる大きな窓を設置するなど、エコとナチュラルをテーマにしたシンプルなデザインに改装する。
今年1月には、米音楽プロデューサーのP・Diddy（ショーン・コムズ）さんが、所有するスーパーヨットをiPadで管理できるように改装して話題を集めていた。
